あらすじ
ここは妖精達の住む世界「ホワイトピオニー」。
自然豊かで、色んな生物や妖精が賑やかに過ごしています。

この世界に住む妖精達の魔法は地上界に
様々な恵みをもたらします。地上界の生物達は
自然の力を受けて日々豊かな暮らしを送っているのです。

そんなホワイトピオニーの妖精の一人、
花の妖精ロゼットは花々を愛する人間が大好きな女の子。
人間達の気持ちに応えるべく日々魔法の練習をしています。

ある時、地上は冬を終え春の息吹を待ち望む人々。
しかし、いつまで経っても外は雪景色。それにある地域では
台風が吹き荒み、ある地域では強い日差しが照り付け、
ある地域では止まない大雨が地上に降り注ぎ…
目に余る異常気象に人間達は困り果てていました。

これを見たロゼットは放っておけません。
原因が他の妖精達の魔法にある事を知り、
みんなを止める為、外に飛び出しました。

世界を揺るがす前代未聞の大喧嘩のはじまりです…
果たしてロゼットは地上界の平和を取り戻せるでしょうか?

花の妖精ロゼット
 花々の力を司る元気一杯の女の子。
 色鮮やかな花の魔法で、訪れる者を
 幸せな気持ちにさせる不思議な花畑を
 作り出せる。花々を愛してくれる
 人間が大好きで、もっと人々を
 喜ばせられるよう日々魔法の
 練習に励んでいる。




































風の妖精ウィーゼ
 風や空を司る、いたずら好きな妖精。
 彼女が風の唄を奏でれば空が踊り出し
 皆に元気を湧き上がらせる。
 ロゼットとはとても仲良しで、
 いつも一緒に遊んだりしている。

宝石の妖精ジュエル
 煌びやかな宝石を司る、おとなしく
 礼儀正しい妖精。彼女の作り出す
 宝石の輝きは人々の心を虜にする。
 どうすれば宝石の素晴らしさを
 多くの人々に伝えられるか
 日々研究している。

炎の妖精バーナ
 熱く光り輝く炎を司る、燃えるように
 情熱的で男勝りな妖精。
 炎の煌きで世界に光と熱を与え、
 あらゆる生物に活気を呼び覚ましている。
 寒いのが苦手で体を動かして温まらないと
 落ち着いていられない。

水の妖精ヒド
 水の力を司る、自閉症気味な水の妖精。
 生命の源となる恵みの雨をもたらす。
 人間達に雨を鬱陶しがられるように
 なった事に傷付き心を閉ざして
 しまっているが心の内ではもっと
 友達を作りたいと思っている。

緑の妖精ユグラ
 世界に命の息吹を吹き付ける植物を司る、
 物静かな妖精。いつも手にしている
 "芍薬棒"という木の枝を振りかざし
 舞い踊ることで魔法を強化している。
 ロゼットの事は自分に近い魔法の
 使い手と考えており競い合っている。

氷の妖精アイシェ
 氷の力を司る、やんわりとして
 つかみどころの無い妖精。
 冬が大好きで、限られた時間のみ
 姿を現す"冬の絶景"を毎年の
 最大の楽しみとしている。